【Git】
ローカルに作成したプロジェクトをリモートリポジトリ(Githubなど)にアップロードする方法

ローカルプロジェクトをリモートリポジトリへプッシュ

投稿日 2024/12/15 更新日 2024/12/15


こんにちは。IT業界歴5年目の「元木皇天」です。

今回はローカルに作成したプロジェクトを、Gitのリモートリポジトリへアップロードする方法について解説いたします。

やりたいこと

ローカルに作成したプロジェクトをGithubにアップロードして新規リポジトリを作成する


参考文献

Github - ローカルでホストされているコードを GitHub に追加する


環境

・OS:MacOS Sequoia 15.0
・Git:Ver 2.47.1

前提条件

今回の手順を実施するにあたり、以下の用意ができていることが前提条件となりますので予めご了承ください。

  • ローカルPCにGitがインストールされていること
  • Githubアカウントが作成済みであること
  • configにGithubとの接続情報が設定済みであること
  • ローカルプロジェクトが作成済みであること

ローカルリポジトリの初期化

まずはじめに、ローカルで作成したプロジェクトを、ローカルのgitで管理するように初期設定を行う必要があります。

プロジェクトのrootディレクトリへ移動して以下のコマンドを実行してください。

git init -b main

なお、gitのバージョンが2.27.1以前の場合は、上記コマンド実行時にエラーとなりますので、代わりに以下コマンドを実行してください。

git init && git symbolic-ref HEAD refs/heads/main

僕の場合は今回Laravelの新規プロジェクトを作成しています。この場合rootディレクトリは「motokiclub2」になります。

(余談ですが、僕が運用している同人サークルのホームページを新装しようと思い今回作成しました。)

コマンド実行後に.gitのディレクトリが作成されていることがわかります(画像はVSCodeでの画像)。

コマンド実行前後の比較画像

これでローカルプロジェクトがローカルのgitで管理されるようになりました。

また、このタイミングで.gitignoreファイルを作成しておくと良いでしょう。

リモートリポジトリへアップロード

続いて以下のコマンドでローカルリポジトリにあるプロジェクトファイル全てをステージングします。

git add .

ステージング後に、以下コマンドでローカルリポジトリにコミットします。

git commit -m {任意のコミットメッセージ}
例:git commit -m "first commit"

次に、Github側にリモートリポジトリを作成します。Githubでないサービスを利用の場合でもリモートリポジトリが作成できればOKです。

このとき、READMEファイルなどを作成するオプションを選ぶと面倒なので、ここではチェックしない方が良いと思います。

Githubでリポジトリを作成する画像

ローカルPCに戻り、以下コマンドを実行します。

なお、以下の{先ほど追加したリモートリポジトリのURL}の部分には「https://github.com/{githubのユーザ名}/{リポジトリ名}.git」が当てはまります。

git remote add origin {先ほど追加したリモートリポジトリのURL}

最後にリモートリポジトリにプッシュすれば完了です。

git push -u origin main

Githubで確認するとリモートリポジトリにプッシュされていることを確認できます。

Githubにプッシュされた画像

まとめ

ローカルで作成したプロジェクトをリモートリポジトリにアップロードするには

  1. git init -b main を実行
  2. git add . を実行
  3. git commit -m {任意のコミットメッセージ} を実行
  4. リモートリポジトリの作成
  5. git remote add origin {リモートリポジトリのURL} を実行
  6. git push -u origin main を実行

参考文献・おすすめ文献

Github - ローカルでホストされているコードを GitHub に追加する