【Git】
Gitコマンドでローカルでブランチを作成(切る)してリモートに反映させる方法
git checkoutコマンド・git pushコマンドを使う
投稿日 2023/12/17 更新日 2023/12/17
こんにちは。IT業界歴4年目の「元木皇天」です。
最近Gitを使っていて、毎回ブラウザ上でブランチを作成して、そのあとローカル環境でgit fetchして・・・ってやるのが少し面倒だなと思い、 「直接ローカルでブランチ作ってそれをリモートに反映させればいいんじゃね?」ということを考えました。
ということで、今回はGitで、ローカルでブランチを作成してリモートに反映する方法について解説いたします。
やりたいこと
Gitコマンドを使って、ローカルでブランチを作成してリモートに反映する
参考文献
・Git Document - checkout
・Git Document - branch
・Git Document - push
・いちばんやさしいGit&GitHubの教本 第2版 人気講師が教えるバージョン管理&共有入門 「いちばんやさしい教本」シリーズ
環境
・OS:MacOS Ventura 13.4
・Git:Ver 2.24.3
ローカルでブランチを作成する
まずはGitコマンドを使用してローカルでブランチを作成します。
git checkout -b {新規作成するブランチ名} {新規作成の元となるブランチ名}
以下はリモートのmasterブランチを元に、ローカルに「test」ブランチを作成する例です。
git checkout -b test origin/master
以下コマンドで作成されていることが確認できます。
git branch
他のブランチ名が雑なのは個人利用のGitなので気にしないでください・・・。
続いて作成したブランチをリモートに反映させましょう。
-補足-
違うコマンドでもブランチを作成することはできますので併せて紹介します。
git branch test origin/master
先ほど紹介した「checkout -b」と違う点としては、ブランチを作成した後の動作が微妙に異なるという点です。
「checkout -b」では、ブランチを作成して、作業ブランチを作成したブランチに切り替える。という動作になります。
一方で「branch」のみの場合は、シンプルにブランチを作成するだけになります。
大概の場合は、ブランチを新規作成してそこで作業するために作業ブランチを切り替えると思うので「checkout -b」の方を使用することをお勧めします。
ローカルで作成したブランチをリモートに反映する
さて、次はローカルに作成したブランチをリモートに反映させましょう。
普通にpushするとエラーが出てしまうので、少しオプションをつける必要があります。
git push -u origin {反映させるブランチ名}
例としてtestブランチをリモートに反映させる場合は以下のようになります。
git push -u origin test
実際にリモートのブランチ一覧を確認すると追加されていることが確認できます(今回はGitHubで確認しています)。
まとめ
Gitコマンドを使って、ローカルでブランチを作成してリモートに反映するには
git checkout -b コマンドでローカルにブランチを作成して
git push -u origin コマンドでリモートへプッシュする