【サイバーセキュリティ】
エンジニア歴4年目が情報処理安全確保支援士に一発で合格した勉強方法
参考書二冊と過去問を実施
投稿日 2024/01/01 更新日 2024/01/01
こんにちは。IT業界歴4年目の「元木皇天」です。
今回は、エンジニア歴4年目が情報処理安全確保支援士に一発で合格した勉強方法について解説いたします。
合格点ギリギリではなく、しっかりと点数取れているのでぜひこれから受験を検討している方は参考にしてみてください。
※ちなみに受験した試験は令和5年度秋季テストです。
受験時の筆者のスペック
受験時の筆者のサイバーセキュリティ関連の知識は以下の感じです。
- 応用情報技術者試験合格済み(そのため午前1試験はパス)
- Linux関連の知識はLPIC Level1相当
- クラウドに関する知識はAWS・GCPのアソシエイト相当
- ネットワーク関連の基礎は学習済み
- 趣味レベルでサイバー攻撃手法の基礎中の基礎を知っている程度
他には、「普段の仕事において、不正に情報を持ち出す抜け道はないか・持ち出されることはないか」等を考えるよう心がけています)。
結構この考え方が情報処理安全確保支援士の試験では大事だなと感じました。
勉強スケジュール
秋季テストを受けたので10/8(日)に合わせて以下のようなスケジュールを組みました。
約4ヶ月くらいの期間勉強をして合格しました。
6月〜7月にかけて分厚い参考書を読んで、その後過去問を解いていくというような流れです。
詳細は次の項で説明したいと思います。
午前の勉強方法
午前は大きく2段階に分けて勉強をしました。
1段階目ではまず、以下の参考書を読んで試験内容の全体像を把握することを行いました。
結構なボリュームのある本なので、2ヶ月くらいかけてダラダラと読みました。
2段階目では、過去問道場にて午前の過去問を3周解きました。
過去問道場リンク:過去問道場 - 情報処理安全確保支援士
大体過去10回分を95%以上の正答率で回答できるくらいに持っていければ、本番で午前が落ちることはまずないかなと思います。
ちなみに僕の本番の午前点数は76点でした。
思ったより低かったですが午後に力を入れたかったのでこんなもんかなと思います。
午後の勉強方法
午後も大きく2段階に分けて勉強をしました。
まず、IPAのウェブサイトから直近過去3回分の過去問を解きます。
なんとなく出題のされ方や問題量がわかったら、次に参考書を読み込みます。
うかる! 情報処理安全確保支援士 午後問題集[第2版] を読み、問いに対する解答の仕方を勉強しました。
結構IPAが求める解答の仕方をしないと減点されたりすることがよくあるとネット上で見かけたので、この本はその対策としてどう回答すべきかが丁寧に説明されていて非常に良かったです。
ちなみに僕はこの本を2周し、試験日も試験直前まで読んでいました。
結果は83点ということで、全体の受験者と比較しても上位に当たるくらいの点数を取ることができたので、この勉強法は結構おすすめです。
-補足-
実は当初、過去10回分の過去問を繰り返して実施する予定だったのですが、そんなにやる必要はないなと感じ途中で勉強の方針を変えました。
というのも、実際過去問を解いてみるとわかるのですが真っ当に午前の勉強をしていれば午後問題の意味や解答すべき内容はなんとなくわかると思ったからです。
記述式の問題において大事なのは「どのような文章で解答したら良いのか」ということだと思ったので、途中でうかる! 情報処理安全確保支援士 午後問題集[第2版] を読み込むことに注力しました。
結果的に高得点を取れたのでよかったです(ステマじゃないですがおすすめ本です)。
まとめ
午前は参考書をざっと読んで、過去問道場を解きまくる
午後は実際の過去問をちょっとやって、その後参考書を読み込む