【Linux】
ファイル・ディレクトリのデフォルトのアクセス権を変更する方法
umaskコマンドの使い方
投稿日 2022/07/05 更新日 2022/07/05
こんにちは。当サイトの管理者「元木皇天」です。
今回はファイル・ディレクトリを新規作成した際のデフォルトのアクセス権を確認・変更する方法について解説いたします。
環境
OS：Kali Linux Ver5.15
デフォルトのアクセス権を確認する方法
ファイルを新規作成した際のデフォルトのアクセス権を確認するには「umask」コマンドを使用します。
umask
オプション・引数なしで実行すると以下のような値が表示されると思います。
0022
これはumask値を表しています。
例えば、上記の「0022」の場合にファイル・ディレクトリを作成した場合は以下のアクセス権を持つファイル・ディレクトリが作成されます。
| 種類 | アクセス権 |
|---|---|
| ファイル | 666-0022 = 644（rw-r--r--） |
| ディレクトリ | 777-0022 = 755（rwxr-xr-x） |
なので、umask値を確認することで、そこからデフォルトのアクセス権を知ることができます。
デフォルトのアクセス権を変更する方法
デフォルトのアクセス権を変更するには、umask値を変更する必要があります。
umask値を変更するには「umask」コマンドを使用します。
変更をする場合は以下の書式でコマンドを実行します。
umask 変更後のumask値
以下はumask値を0011に変更する例です。
umask 0011
まとめ
ファイル・ディレクトリのデフォルトのアクセス権を変更するには
umaskコマンド
を使用します。
