１.指定したURLにページ遷移する

以下実装イメージ
(例としてボタン押下時に遷移するようにします)

２.新規タブで指定したURLのページを開く

以下実装イメージ
(例としてボタン押下時に遷移するようにします)

参考文献
・JavaScript コードレシピ集
・Window.open()公式リファレンス
・Window.location 公式リファレンス

JavaScriptを使用して指定したURLにページ遷移させるためにはwindow.location.hrefを使用します。

動きとしてはHTMLのaタグをクリックした時と同じ動作になります。

以下はGoogleのTOPへ遷移させる場合の例です。

//GoogleのTOPへ移動させたい場合
location = 'https://www.google.com';

//または
location.href = 'https://www.google.com';

//または
window.lacation = 'https://www.google.com';

//または
window.location.href = 'https://www.google.com';

上記で紹介したように、"window"と"href"は省略可能です。"window"は言わずと知られてますが、グローバルオブジェクトのため省略可能です。 "href"は公式リファレンスに以下のように書いてあるので省略可能です。

location = 'http://www.example.com' is a synonym of
location.href = 'http://www.example.com'.

引用元：https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/API/Window/location

省略してもしなくても同義とのことです。なぜ同義なのかまではわかりませんでしたが公式さんが一緒だと言っているので省略できるのです。

実際どのような動きをするかは以下のボタンを押して確認してみてください。（変なサイトとかには飛びませんのでご安心ください）

次にJavaScriptを使用して新規タブで指定したURLのページを表示する方法について解説します。

JavaScriptを使用して新規タブを開くにはwindow.open()を使用します。

こちらを使用するとHTMLのaタグにtarget = "_blank"を設定した動きと同じになります。

以下はGoogleのTOPを新規タブで開く場合の例です。

//GoogleのTOPを新規タブ開く場合
window.open('https://www.google.com');

さて、お気づきの方もいるかもしれませんがこのままではTabnabbing（タブナビング）というサイバー攻撃を受ける可能性があります。

ここで話すと長くなるので知らない方は"タブナビング"や"a blank noopener"とかでググってみてください。

結論から言いますと、window.open()で新規タブを開く際に、HTMLのaタグでいうところのrel="noopener"属性を持った状態で開く必要があると言うことです。

そのため実際に使用するときは以下のように引数を追加して実装するのが安全です。

//GoogleのTOPを新規タブ開く場合
window.open('https://www.google.com', '_blank', 'noreferrer');

ちなみに"noopener"と話していたにも関わらず"noreferrer"を使用しているのは、"noreferrer"を設定することで "noopener"も付与されるからです。

参考文献：https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/API/Window/open

新規タブでページが開く実際の動きは以下のボタンを押して確認してください。