【Laravel】

bladeで{{ }}(二重波括弧・二重中括弧)を表示する方法

Laravelでの特殊文字の表示の仕方

投稿日 2021/07/05 更新日 2021/07/05


こんにちは。当サイトの管理者「元木皇天」です。

Laravelでは{{ }} を使用してサーバサイドの処理結果や、PHPの処理を行うことができます。 しかし、{{ }} をHTML上に表示しようと思ってそのままbladeファイルに記述すると、うまく表示することができません。


今回はLaravelで{{ }}(二重波括弧・二重中括弧)をHTML上に文字として表示する方法について解説いたします。

環境
Laravel:バージョン8.48.2
PHP:バージョン7.4.13

やりたいこと

{{ }}(二重波括弧・二重中括弧)をHTML上に記述する


実装イメージ

{{ }}

参考文献:PHPフレームワークLaravel入門 第2版

{{ }} の表示方法(@phpを使用)

{{ }} を表示する方法としては大きく2つあります。まずは"@php"を使用して表示する方法を紹介します。

@phpはbladeファイル上に記述することでPHPの処理を記述することができるディレクティブです。)

bladeファイル上に以下のように記述してください。

@php echo('{{ }}') @endphp

PHPのディレクティブ内でechoを使用することで、HTML上に{{ }} を表示することができます。

--補足--

他サイトなどで{{ }} の直前に@をつけて二重波括弧を表示させる方法を紹介していることがありますが、個人的にお勧めしません。 理由としては、二重波括弧に中身がない状態で記述した場合、次の{{ }} で括った処理までそのまま表示されてしまうからです。(例:{{ $value->$id }} のようにそのまま表示されてしまう)。 少し手間ですが、できる限り@phpを使用することをお勧めします。

追伸:間違った認識等あればご指摘お願いいたします。

{{ }} の表示方法(HTML数値文字参照を使用)

先ほど紹介した方法と別の方法としては、HTML数値文字参照を使用する方法があります。

HTML数値文字参照を使用して{ }を記述することができるため、これらをbladeファイル上で使用することで表示することができます。

{{ }}

上記では、
{ => {
} => }
として出力されるので、結果HTML上に{{ }}を表示することができます。

まとめ

Laravelで{{ }} (二重波括弧・二重中括弧)を表示するには以下のいずれかの方法を使用する。

・@phpディレクティブを使用する

・HTML数値文字参照を使用する

参考文献・おすすめ文献