【Linux】
ファイルのハッシュ値を作成する方法
MD5・SHA1・SHA256・SHA512のハッシュ関数を使用してハッシュ値を生成する
投稿日 2022/06/11 更新日 2022/06/11
こんにちは。当サイトの管理者「元木皇天」です。
今回はファイルのチェックサムとして使用されるハッシュ値を作成する方法について解説いたします。
環境
OS:Kali Linux Ver5.15
目次
- MD5を使用してハッシュ値を作成する
- SHA1を使用してハッシュ値を作成する
- SHA256を使用してハッシュ値を作成する
- SHA512を使用してハッシュ値を作成する
- まとめ
- 参考文献・おすすめ文献
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MD5を使用してハッシュ値を作成する
ハッシュ関数の「MD5」を使用してハッシュ値を作成するコマンドは「md5sum」コマンドです。
以下は「sample.txt」ファイルのハッシュ値を作成して「hash_sample」ファイルを作成する例です。
md5sum sample.txt > hash_sample
SHA1を使用してハッシュ値を作成する
ハッシュ関数の「SHA1」を使用してハッシュ値を作成するコマンドは「sha1sum」コマンドです。
以下は「sample.txt」ファイルのハッシュ値を作成して「hash_sample」ファイルを作成する例です。
sha1sum sample.txt > hash_sample
SHA256を使用してハッシュ値を作成する
ハッシュ関数の「SHA256」を使用してハッシュ値を作成するコマンドは「sha256sum」コマンドです。
以下は「sample.txt」ファイルのハッシュ値を作成して「hash_sample」ファイルを作成する例です。
sha256 sample.txt > hash_sample
SHA512を使用してハッシュ値を作成する
ハッシュ関数の「SHA512」を使用してハッシュ値を作成するコマンドは「sha512sum」コマンドです。
以下は「sample.txt」ファイルのハッシュ値を作成して「hash_sample」ファイルを作成する例です。
sha512sum sample.txt > hash_sample
まとめ
ファイルのハッシュ値を作成するにはハッシュ関数をコマンドから呼び出して生成します。
ハッシュ値を作成するコマンドには
md5sumコマンド
sha1sumコマンド
sha256sumコマンド
sha512sumコマンド
があります。