【Linux】
GRUB Legacyの設定ファイルの場所と設定方法
menu.lstファイルの場所と設定パラメータについて
投稿日 2022/05/14 更新日 2022/05/14
こんにちは。当サイトの管理者「元木皇天」です。
今回はLinuxのGRUB Legacyの設定ファイルの場所とGRUB Legacyの設定方法について解説いたします。
なお、GRUB2の設定ファイルの場所や設定方法についてはこちらを参照してください。
環境
OS：Kali Linux Ver5.15
GRUB Legacyの設定ファイルの場所
GRUB Legacyの設定ファイルの場所は以下のディレクトリです。
/boot/grub/menu.lst
GRUB Legacyの設定方法と設定パラメータ
GRUB Legacyの設定を行うには/boot/grub/menu.lstファイルのパラメータを設定します。
主なパラメータは以下の通りです。
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| timeout | メニューを表示している時間を設定する |
| default | デフォルトで起動するエントリの番号 |
| title | メニューに表示されるエントリ名 |
| root | ルートデバイスの指定 |
| kernel | 起動するカーネルイメージファイルと起動オプションの指定 |
| makeactive | ルートパーティションをアクティブ化 |
| chainloader | 指定されたセクタの読み込みと実行 |
| hiddenmenu | 起動時に選択メニューを表示しない |
パラメータを変更するにはmenu.lstファイルを直接開いて、値を修正保存すればOKです。
修正するにはvimコマンドで修正すると良いでしょう。
vim /boot/grub/menu.lst
また、パラメータについて詳細を知りたい場合は以下コマンドを実行してmenu.lstファイルについて確認してください。
man /boot/grub/menu.lst
まとめ
GRUB Legacyの設定ファイルの場所は
/boot/grub/menu.lst
